「三代相続すると財産がなくなる」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
これは日本の相続税の税率が諸外国に比べて高いことから言われるようになった言葉です。
確かに相続税の税率は6億円以上の遺産がある場合だと55%と高いですが、事前の対策をしっかりと行えば、しっかりと大切な不動産や金融資産を残すことが可能です。
資産管理法人とは、個人や家族の資産管理を事業目的とした会社のことです。
自身で設立して、自身の資産を管理する目的で設立する会社であるため「プライベートカンパニー」と呼ばれることもあります。会社の形態は株式会社、合同会社など、いずれでも問題ありません。
不動産投資の収入を個人の所得税で支払うよりも、法人所得とすることで法人税率を適用したほうが税金の負担が軽減されます。また損益通算によるメリットを享受できる場合もあります。
不動産投資の収入を資産管理法人を通じて、将来の相続人(子ども等)に役員報酬として支払うことで、効果的に相続の生前対策を講じることができます。
不分割が難しい不動産が相続財産であっても、「資産管理法人の株式」の形で分割することで、間接的ではありますが不動産を分割して遺産相続を行うことができます。
資産管理法人の役員になると給与所得者となり、社会保険(健康保険や厚生年金)に加入することができます。特に厚生年金への加入は大きなメリットとなるでしょう。
会社設立支援15年、支援実績2,000社超の会計事務所の流れを汲む結い財産サポートが、豊富な経験とノウハウを活かし丁寧にサポートします。
会社名、事業目的などを決定します。
お客様には印鑑証明書などの必要書類もご準備していただきます。
日本クレアスの担当者が定款や議事録などの設立書類を作成いたします。
会社名、事業目的などを決定します。
お客様には印鑑証明書などの必要書類もご準備していただきます。
公証人役場にて定款認証し、各種書類を法務局へ提出します。
日本クレアスの担当者が対応します。
設立後約1週間をめどに登記簿謄本をお渡しします。
設立後には日本クレアスの担当者が、税務署、年金事務所、労働基準監督署、ハローワーク等に必要書類を提出します。会社設立後の経理・税務も日本クレアスがしっかりとサポートいたします。
「確定申告」とは毎年の所得税額と住民税額を確定させるために税務署に届け出を行う制度です。
皆様は毎年確定申告で申告している所得税、住民税、事業税を負担に感じていませんか?
日本の所得税は累進課税で最高税率45%となっています。また、住民税を含めると55%となり、それに事業税まで課税される事業主の方もいらっしゃいます。
税金を圧縮するためには、中長期的な見通しを立て、継続的に対策を行っていかねばなりません。
適切な対策を講じたいお客様のために、日本クレアス財産サポートでは「確定申告事前診断」サービスを提供しています。
確定申告での税額の計算では「累進課税(るいしんかぜい)」というルールが使われています。
累進課税では、所得金額に応じて段階的に税率と控除額が定められています。
なお、累進課税には所得金額に応じて税率を累進的に上げていく「単純累進課税」と、所得区分を超過していくと段階的に税率が上がっていく「超過累進課税」の2つがあります。確定申告では「超過累進課税」が適用されます。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円〜330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円〜695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円〜900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円〜1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円〜4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
出典:国税庁タックスアンサー(よくある税の質問)「No.2260 所得税の税率」
不動産を所有されている方が効果的な節税対策を考えるには「“3:2:1”の法則」が重要だと言われています。
これは経費と所得のバランスを考慮して、不動産経営を行っていくことの重要性を意味しています。
また、所有している不動産の種類(アパート、マンション、テナント…等)や不動産の特徴(建築費、築年数、借入金利、減価償却…等)によって、対策していくポイントも異なります。
課税所得を抑えるためには“収入を下げる”もしくは“経費を上げる”いずれかの対策を行わねばなりません。
しかしながら、闇雲に不動産を安く貸したり、仕事を安請け合いして収入を下げたり、不要な費用を支払って経費を上げたりすることは、根本的な対策にはなり得ません。
さらに「経費」に注目すると、減価償却は一定の時期になると無くなってしまい、借入金の金利も年々少なくなるため、収入金額が変わらずとも経費金額が減っていくことで課税所得が増え、税金が増えてしまいます。
そのため、税金を圧縮するための経費計上を計画的に行うためには、お客様に合った長期計画で適切なタイミングで補修工事や備品工事を行うなどの対策を講じていく必要があります。
日本クレアス財産サポートの「確定申告事前診断」では、お客様の状況を踏まえて最適な所得税の圧縮対策を提案いたします。
確定申告前に節税対策を考えたい、現在の自分の状況を税理士に詳しく相談したい、とお考えの方は、お気軽にご連絡ください。